釣具の整理ってどうやってやればいいの?使わない釣具の整理と売買方法を解説
のめりむほど道具も増えて置く場所にも困る趣味でもあります。皆さんは綺麗に釣具整理できていますか?今回は釣具を整理する心構えや、どうやって整理するのかを解説していきたいと思います。
持っている釣具を把握せよ
まずは持っている釣具を一つ残らず把握しましょう。この時、普段使っている釣具だけではなく例えばコレクション的に持っているルアーや使わない仕掛けやシンカーなどすべて一か所に集めましょう。これをしないと整理してもまた使わない釣具などがでてきて、整理が進みません。
必要な釣具と不必要な釣具を分けよう
これはずばり1年使っていない釣具はすべて処分しましょう。釣りは1年間、色々な仕掛けで狙ったり、狙う魚種も変わってくるので色々な道具が必要になるのはわかります。ですが1年通して使わない道具は、今後も使うことがないと割り切りましょう。
要らない釣具はすべて中古屋とネットで処分
要らない釣具が集まったらすべて手放しましょう。このようなものは持っていても場所を取るだけで見る事すらしないのがほとんどですから現金に換えて「使う」釣具資金に充てた方がいいです。
売れない釣具もあるので注意
ただ注意したいのが要らない釣具の中には売りにくい釣具があると言う事に注意しましょう。例を挙げるとしたら下記のような物になります
- 使って裂けているワーム
- さびているフック
- 使いかけのライン
- 量の錘
これらは、誰も買ってくれないと思いゴミと言う認識でごみ箱に捨ててしまいましょう。
実店舗の中古釣具店とネット、どちらで釣具を売ればいいのか?その要因は・・・
実際に釣具を売りたいとなった時にネット(オークション、フリマサイト)と実店舗(路面店)どちらがいいかを解説していきましょう。どちらも一長一短あり、ぞれぞれのメリットをうまく利用し釣具を整理していきましょう。
ネットで売った方が釣具は高く売れる
まず売った時の値段に関しては、絶対にネットの方が高く売れます。ネット売買にかんしてはどうじても実店舗の方が店舗管理費、人件費がネットで売買するより高くなってしまいますので買取価格がネットより低くなります。
また実店舗ですとその店の得意としているジャンルではないとより安く買いたたかれる傾向もあります。ネットの中古品売買サイトを使えば売上金額の数パーセントで抑えられるのでネットで売ってしまった方が手元に多く残る結果になるのです。
ネットの売買はトラブルがつきもの
ネット売買での最大のデメリットと言うと売る側と買う側が一対一なので何らかのトラブルにあった時に対応しなければいけないことです。画像や説明文にしっかりと破損個所など明記していたとしても文句を言われる場合があります。また梱包の仕方が悪いと運送中に破損ということもあり、これもトラブルの一因です。
また商品自体の人気、値付け、時期等の問題により何か月も売れない可能性があるというのもデメリットとして頭に入れておきましょう。逆にこれらのデメリットを実店舗はいらないものと一緒に買い取ってくれると言う事です。
実店舗 |
ネット |
|
買取価格 |
安い |
高い |
トラブル |
ほぼナシ |
遭遇の可能性あり |
売買成立期間 |
即日 |
場合よっては何か月 |
ネットで売った方がいい釣具。実店舗で売った方がいい釣具の実例紹介
- 数個使って中途半端な個数のワーム → 実店舗
- 最新ルアー、人気ルアー → ネット
- 古いルアー → まとめ売りでネット
- 仕掛け → 実店舗
- ロッド → ネットor実店舗
- リール → ネットor実店舗
この中で特にロッドとリールの売買は難しいです。傷の有無など人によって判断がことなりますし、釣具の中でも高額で売買されるものなのでネットだとトラブルが他の物より多い品目になります。また、ロッドは梱包が難しく上に長さによっては運送会社を探す必要があるので注意が必要です。
高く釣具を売るためのアドバイス
奇麗に洗えるものは洗う
実店舗だろうとネットだろうと見た目は大事です。洗剤でとれる汚れはとっておきましょう。
ルアーには錆の無いフックを付けておく
意外と釣り人の中にはフックを買ってルアーにつけようと考える人が少なくフックのアリ、ナシだとフックが最初からついている物を買う人が多いです。
錘は同じ重さ同じ形の物をセット売り
錘は個別に売っても割高となることが多いので購入者は出現しません。ですが、まとめて売ると需要がでてきて購入者が出現します。
改造品は元に戻そう
例えばルアーに板鉛をはってあるだとか、リールをチューニングしてある場合は可能な限り元に戻しましょう。買う人があなたと同じ考えとはかぎりません。
釣具をセット売りをする時は内容をよく考えて
ネットで大量にルアーをまとめて50個など売っている人がいますが、ジギングで使うメタルジグとブラックバスで使うルアーをセットにされても、その二つの釣りをやっていて、かつ欲しい人は少ないです。セット売りするときはテーマを決めましょう。
道具が整理できたら、すぐに取り出せる陳列を!!
最後に要らない釣具の整理ができたら、綺麗に陳列できる道具箱、棚、などを購入しましょう。要らないものを整理したらボックス等が空いたよ!と言うならば買う必要はありませよ。要はいつでもすぐに取り出せるように道具を整理しておくと言う話です。
ルアーなどでコレクション的に集めているものがあるのなら額などに入れて家に綺麗に飾りましょう。ロッドスタンド、リールスタンドも釣具の破損を防ぐ上でも有効です。
まとめ
- 1年使わない釣具は手放そう
- 売る時は実店舗、ネットのメリッド、デメリットを使い分けよう
- 要らないものが整理できたら必要なものは道具箱。コレクションは綺麗に目に見えるところに
以上、道具をきれいに整理して楽しい釣りを!!
釣具を買いすぎて大失敗!釣具を整理する方法にはこんな方法がある!
釣りをするにあたって必要なのが、釣具。あの魚にはこのロッド、この魚はこのリール等、本当は一つで足りるのに、何か理由をこじつけては新しい釣り具を買ってしまう方も多いと思います。実際、私もそうです。しかし買ってはみたものの、失敗した釣り具も多いのでは無いでしょうか?
実際、私が買って失敗したケース
Amazonのレビューも高く、価格も安かった為買ったロッド
湖の解禁日に張りきって持って行ったが、直しても直してもPEラインがガイドに絡まり、即帰宅。レビューには『PE対応 Kガイド対応!』と書いてありました。このロッドは翌日釣具買取店に..。
メルカリにてフライフィッシング様に買ったフィッシングベスト
人気アウトドアブランドの物で見た目もカッコ良く、即買い。開封後、落胆、、、フライに必要な小物が殆ど入りません。これはすぐメルカリに..。
まだまだ失敗談はあるのですが、挙げだしたらきりがありません。皆さんも多くの失敗談をお持ちでは無いでしょうか?こんな釣具達、家でずっと眠らしておく訳には行きません。ではどうするか。
釣具買取について
では、どの様に、どんな所で買取が可能か、以下の様なパターンがあります。
【ネットでの販売】
自宅に居ながら、釣具の販売を自身の設定した金額や、オークション形式で行う事が、可能。
- ヤフオク
- メルカリ
- ラクマ
が代表例。
【釣具買取店舗】
特別な知識等は必要無く、店舗に持ち込むだけで即買取が可能。
- タックルベリー
- 釣具買取専門店ウェイブ
- 大黒屋
が代表例。
ネットでの出品のメリット、デメリット
【メリット】
- 釣り具買取店の販売額程度での取引が可能
- 自宅での取引が可能
【デメリット】
- 梱包が面倒。特にロッドの梱包は難しい
- リールのゴリ感、ガイドの引っかかり等、素人では判断が難しい
- 稀に購入者からのクレーム返品がある
- 直ぐにお金は支払われない
釣り具買取店での買取のメリット、デメリット
【メリット】
- 梱包する必要がないので、そのまま持ち込むだけで買取してくれる
- 査定の立会いがある為、安心して売買可能
- 直ぐにお金になる
【デメリット】
- 買取金額が定価の2割から4割程度
- 店舗に持ち込む必要がある
- 需要が無い物は価格がつかない可能性がある
この様にそれぞれにメリット、デメリットがあります。 梱包等の手間はかかりますが、ネットの方が高価な買取が可能。しかし支払いには多少の時間を要します。 反対に梱包等の手間無く、直ぐにお金に還元が可能なのが買い取りサービス。ただこちらは買取額がネット出品の半分程度の可能性もあります。 どちらにも一長一短がありますよね..。
釣り具買取店では無料査定を行っている店舗も多いので、まずは査定だけ行ってもらうのも手かも知れませんね。 ちなみ筆者は手間を惜しんででもメルカリに出品するケースが多いです。
少しでも高く売るにはどうすれば良い?
使用時、使用後のケアをしっかりと
中古釣具の状態表記でよく目にするのが、置きキズです。 魚を釣った後などは興奮して竿やリールを何も考えずに置いてしまいますが、この時に置きキズが出来てしまいます。 売る事を前提に考えながら、釣具を使用する事は無いと思いますが、これを気を付ける事で買取価格は変わってきます。
また帰宅後は長時間の釣り、移動に疲れ、使った釣具をそのままにしてしまう事が多いですが、特に海での釣り後のケアは帰宅後直ぐに行いたいところです。ロッド、リール共に海水の塩分が付着しており、長時間ほったらかしにしてしまうと、サビ、パフォーマンスの低下に繋がります。殆どが、シャワーで流すだけで終わる作業ですので、しっかりケアし、状態を保ちましょう。
説明書や付属品、保証書を欠かさずに
当たり前の事ですが、これらが無いと、欠品扱いになり買取価格も落ちてしまいます。特に保証書に関しては、ネット取引の際に確認をしてくる方が多いので、無くさない様にしっかり保管しましょう。
高価買取が期待できるブランド
- ダイワ
- シマノ
この2ブランドに関しては言わずもがな、高価買取が期待できます。
- がまかつ
- 宇崎日新
日本が誇る老舗ブランド。根強いファンが多いです。また海外での人気も高くこちらも高価買取が期待できます。
- メガバス
- アブガルシア
バスアングラー御用達のブランド達。レア物のルアーも多い為、マニア必至。
番外編
- Endo Craft
- 岡クラフト
- KOJIMA CRAFT
北海道在住の方では馴染み深いこの3ブランド。12月から5月頃までのターゲット海サクラマス、海アメマスを釣る上で欠かせないルアーを展開しています。最近では中古釣具店でも見かける様になりましたが、買取価格が定価の6から7割程と高価買取が期待できます。
またその時に旬な釣りに必要な釣具、時期物についても高価買取が期待出来ますので、売る時期の見極めも大事になってきます。
あとがき
釣りをする人間の性としては、釣果を求めるとどうしても釣具に頼ってしまう部分が多いかなと思います。ですが、買ってはみたものの使いずらかったり、イメージしてたものと実際に使用してみると違ったりと、買ったばかりの釣り具を手放したり、使用しなくなったりする方は多数いらっしゃると思います。
筆者自身、かなりの釣り具を購入しては手放したりを繰り返しております。今回この記事を書くにあたって、買取業者やメルカリ、ヤフオクを比較、サーチしておりましたが、やはり有名人気ブランドは言わずもがなで、高価買取、メルカリ等でも高価販売が行われていました。
そしてアパレル同様に、シーズン物についても高値がついていました。私は北海道在住の為、今この記事を書いている2月は海サクラマス、海アメマスが旬な釣りになるのですが、近所の釣り具買取店では、ほぼ定価に近い価格でルアーの買取を行っておりました。
今迄は、『もう使わないから売りに行こう』とか『邪魔だし』とか『お金無いから売りに行こう』とかそんなタイミングでしか、釣り具を手放していませんでしたが、今度からは時期を見極めてネット出品したり、釣り具買取店への持ち込みを行おうと思いました。
住んでいる場所や環境によって、釣り具の手放し方は変わってくると思いますが、この記事が読んでくださった方々の参考になれば幸いです。
まとめ
楽しい釣り生活には欠かせない、リールや釣竿などの釣り道具。どれだけ経っても古いと感じさせないこれらの道具も気が付くと山のようにたまってしまいます。どのように整理整頓するのかお伝えいたします。